秋の夜長の無音のひととき、ブログやらを巡回するのが私の楽しみです。
デュークです。
遊戯はサボりがちで書けることがないので、昨日テレビで見たちょっと興味深い話をば。
食いもんを食わずに10年以上生きてる人が世界中に何人もいるんだそうで。それも見た目は普通ですこぶる元気。なんでも、最初の2週間だかは絶食。飲まず食わずで耐えるんだと。で、その後は水だけで暮らせるようになるらしい。
体調は良くなり、空腹も感じないんだってさ。当然トイレも週に1回くらいしか行かないとか言ってた。
本当にこんなことがあり得るのか?詳しいことはまだ解明されていなくて、それじゃ俺だってわかんないわけで。
ここで俺は昔抱いていた疑問を思い出した。
生物の中でも最も新しい生物である人間。これが何故ろくすっぽ優れた能力を持っていないのか?人間はよく『人間の優れた点は知能だ』と言うが、正直微妙だ。チンパンジーだって人間に近い知能を持てる。
どうだろう、人間はあらゆる動植物の壁をも越えた能力を持っていると考えてみるのは?
つまり、人間に備わった能力は『順応』。発達した知能はこの順応のひとつの末端でしかない。
もうひとつのケースを紹介しよう。今度は食ではなく睡眠だ。
タレントの明石家さんま氏は睡眠時間が極端に短いことで知られているが、世の中には何年も睡眠を取ることなく生きている人がいるのだ。正確には瞬間的な眠りを何度も行なっているらしい。
オーストラリア在住の男性は仕事の関係で睡眠時間が取れず、起きたまま仕事を続けた結果眠らない体になったそうだ。これも生活環境への恐るべき順応である。
オスマン・サンコン氏は日本で生活する以前は何キロも離れた山の木にとまるカブト虫が見えたと言うし、古代エジプトをはじめ世界中の遺跡でとても人間が作ったと思えない建造物が残されている。これらはすべて人間という生き物が元々持つ潜在能力なのではないか?
嗅覚の優れた犬や、走ることに長けたチーター。それらはPCに例えるなら市販されている組み上がりのPCである。それに対して、人間は独自にカスタム可能な最も柔軟で応用が効くコンピュータだ。無駄な機能を削り、ユーザーが欲しい機能を自由に選べる。スペックも希望次第で上げられる。
簡単な話だ。人間は今までの生物の常識を覆す究極の装置だったのだ。だが、人間はカスタムの方法を忘れてしまった。よって何の優れた能力もない弱い生き物として生きてきたのだ。
人間には命ある限り無限大の可能性を秘めた、神の最高傑作なのだ。その可能性を能力に変えるのは我々の努力に他ならない。
おわし
食わなきゃ普通は死ぬけどなw