有名な人(=勝ち組)のブログを見てみた。
自分がなんで勝てないのか、なんで喰い物にされちまうのか、いつも、いつも…
とりあえず自分のダメっぽいところを考えて真っ先に思い付くのが、「『自分』がない」ってことかな。
勝ち組は強気なんだよね、みんな。つまり気持ち。気持ちが負けてる。謙遜してる人なんていないよ。自分が正しいと思ったことが世界の正義と言わんばかり。
俺たち負け組はそーゆーの苦手な人が多いと思う。
過剰に謙遜する、何かあればすぐ相手に譲る、悪く言えば媚びる。実に日本人らしい。
これは日本人のいいところだ、なんて言う人もいる。
でも違うだろ。
それは日本人の一番ダメなところだよ。
ダメなんだそれじゃあ。
もっと自信を持たなきゃ。もっとアグレッシブに自己を主張しなきゃっ…!
これは遊戯だけじゃない、日常生活もそう。いつまでも甘えてちゃいけないんだ。
誰かにくっついて胡麻擦ってるだけじゃ勝ち組に笑われるだけ。道具にしかならない。一生懸命目立たないようにして身を守ってるつもりが、気付いてみればダメになってる。そんなの楽しくない。
だから目一杯自分をアピールした方がいい。勝ち組の人は負け組とは違う方向の努力をしているんだよ。
一年半くらい前、俺は遊戯王界の革命児だとばかりに意気込んで『遊戯王革命軍』を立ち上げた。メンバーはそれ以前から共に戦ってきた戦友。誰もが互いに認め合い、信頼し合っていると少なくとも俺は思っていた。
すべての始まりとなったRDとの出会い。
始まりの場を作ってくれた犬氏。
夢珠さん、葛城さんと見た新世界。
可能性の幅を大きく開いた○兄、リュートとの出会い。
来夢さんと遊戯王サイトヲチや討論をした日々。
すべてが今の俺を支えてくれた。そうして遊戯王革命軍。そしてデュークは誕生した。
あれから一年半…
今の俺、かっこわりぃ。
だせぇよ。
眼が死んでる。戦いの眼じゃねぇ。
こんなのは俺たちが目指した未来じゃない。そうだろ?
もう一度戻りたいんだ、格好良い遊戯王革命軍に。
あの頃はまだ広い世界を知らなかったさ。自分達がどれだけちっぽけな存在かも。
でもだからなんだ?じゃあ今の俺たちは何を知ってる?何を持ってる?俺たちには未来以外に何もない。
デュエルしまくった、強くなるのが楽しくて仕方なかった。勝つのがじゃない、強くなるのがだ。
この気持ちは忘れてた。
俺は戻るぜ、もう一度ZEROに…。