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    2009年09月25日

    【ゲーム】ポケモンHG

     
    ポケットモンスター ハートゴールド 〜デューク・ジョウト編〜


    近所に住む自称ポケモンはかせのウツギに「たまごとってこい」と言われたデューク。
    本当は部屋でマリオカートwiiがやりたかったが、大人には逆らえずにしぶしぶおつかいに出た。
    ウツギはポケモンはかせアピールがしたかったのか、3匹の中から1匹だけポケモンをくれると言った。
    デュークもそろそろポケモンを育ててみようかと思っていたため、好都合といえば好都合だった。

    で、まぁぶっちゃけ3匹とももらった。
    ウツギにもらったポケモンなのにおやが自分になっているのはどういうわけだかわからなかったが、自分には損はないので敢えてツッコまなかった。
    後日、気が付いたウツギがかけてきた電話をスルーしたのもいい思い出だ。

    町をひとつ越えた先にあるポケモンじいさんの家に着いたデュークは、たまごを受け取りさっさと帰ろうと思った。
    むしろ途中で適当なポケモンのたまごを見付けてそれを持って帰ろうとすら思っていたのだが、ここに来る途中でうまいことたまごが手に入らなかったので仕方なしにここまで来たのだ。
    途中で変なじいさんがランニングシューズをくれたからなんとかなったが、うちからはいてきたぼろぐつだったらえらい騒ぎだったと思う。
    うちのオカンはドケチなので、新しいくつなんて滅多に買ってくれない。
    そのくせ自分はAmazonでしょうもないものを買っては家に飾る。しかもうまいこと言って貯金させた人の金まで勝手に使うので始末に終えない。親父はやく帰ってきてくれ…

    で、ポケモンじいさんからたまごを受け取った。
    帰ろうと思った瞬間、奥にいた白髪のじいさんが話しかけてきた。
    年寄りの話は長いので正直嫌だったが、こういう時は何かもらえると相場が決まっているので少し話を聞いてみることにした。
    やはり話は長かった。

    簡単に言うと、このじいさんは有名なポケモンはかせで、ポケモン図鑑を渡すから研究の手伝いをしろという話だった。
    自称ポケモンはかせにはろくな人がいないことを知っていたので断ろうと思ったが、どうやら研究室にこのじいさんと一緒にこもるわけではないようだったし、はかせの研究の手伝いならオカンに反対されずに家を出られるかも知れない。デュークは少し考えて引き受けることにした。
    「時給いくらっすか?」


    図鑑をもらい、たまごを届けにウツギの元へ向かう。
    途中ウツギから電話が来た。早くしろという催促だろう。やれやれだぜ。

    「もしもし?今から帰るんでもう少し黙って待っててくれませんかね?うざっ」
    「ええ!?何その口の利きかた!?ああ、いやいや、そんなことより大変なんだ。実は…」

    電話は催促ではなかった。
    ウツギの研究所からポケモンが盗まれたという電話だった。
    あの野郎まだポケモンを隠してやがったらしい。
    良さげなポケモンだったら犯人ぼこって奪おう。
    電話によれば、犯人は赤い髪の男だという。
    目立つだろjk…

    案の定、男は目立ちまくっていた。
    正面から走ってくる、赤く長い髪をして、真っ黒な服を着た男。
    どう見てもDQNです、本当にありがとうございました。

    「ァに見てんだォラ!ポケモン出せや!!」

    これはひどい。

    どうやらポケモン勝負がしたいらしいので相手をしてやることにした。
    本当はこんな奴とは絡みたくないが、ポケモンを手に入れるためなら仕方ない。

    「てめぇみてぇな雑魚瞬殺だぜwww」
    「俺最強だしwww」
    「てめぇはホーホーでも使ってなwwwww」
    自信満々でそんなことを言っていたくせにチコリータしか出してこなかったので勝負にならなかった。数の暴力とはこのことか。


    DQNは何か捨て台詞を吐いて立ち去ろうとしたが、涙声だったのでよく聞き取れなかった。
    立ち去る寸前にトレーナーカードを落としたのを見た。
    名前の欄には“ヤス”と書かれていた。


    ヤスが立ち去った後、デュークはウツギの研究所に向かった。
    途中でヤスからチコリータを奪うのを忘れたことに気が付いたが、チコリータはすでに持っていたのでどうでも良かった。
    「カイリューが良かった…でもカイリューじゃさすがに勝てないか…でもせめてニョロゾだろ…」
    そんな独り言を言いながらデュークが研究所に着くと、警察が来ていた。

    警察官はデュークを見るなり犯人じゃないかと疑いだした。
    ウツギはフォローするでもなく見ている。大人じゃなかったら殴ってるところだ。
    この歳で前科持ちは嫌なのでとりあえず話そう、話せばわかる。わからなければワニノコになんとかしてもらおう。
    そんなことを考えていると、近所の幼馴染のコトネがフォローしてくれた。コトネGJ。
    デュークの疑いは晴れ、デュークは犯人逮捕に協力してやることにした。
    自分を疑った警察官は正直左遷されればいいと思っていたが、犯人のDQNが逮捕されるのもメシウマだと思い、さっき見た名前を教えてやった。

    「犯人はヤス」

    ともかくデュークは前科持ちにならずに済んだ。
    幼馴染なんて都市伝説だと思ってたが、実は俺って勝ち組だったんじゃね?とデュークは思った。
    そんなことを考えている間に、ウツギが何度かムカツクことを言ったのは気のせいではなかったと思う。


    その日はもう夜遅かったので、家に帰って寝た。
    明日の朝こっそり家を出よう。デュークは決意した。

    翌朝、遠くでドードリオの鳴く声が聞こえる前に、デュークは身支度をして家を出た。
    オカンがケチだった分荷物が少なくて済んでよかった。
    朝早いので、外にはまだ誰もいない。
    田舎なので、近所の人に顔を見られたら最後、噂は一瞬でオカンの耳にも入る。それは避けたかった。


    町のはずれまで来た。
    日が昇り、そろそろドードリオの鳴く頃になった。
    もう少し行けば大丈夫というところで「あれ?デュークくんじゃない?」と声をかけられた。空気読めと思ったが、デュークは「うん!」と元気良く答えた。
    呼び止めたのはコトネだった。
    デュークはフラグかな?と思ったけど、コトネはポケモンの捕まえ方を教えてくれるとかのたまっている。
    やっぱりフラグだと判断し、おとなしく話を聞くことにした。
    説明の内容なんてはっきり言って聞いちゃいなかった。今後の展開を妄想してwktkしていた。しかし現実はそう甘くはなかった。
    コトネはひとしきり説明をし終えると、さっさとどこかへ行ってしまった。
    デュークはコトネを追って、ワカバタウンを後にした。


    そんなこんなで、デュークのポケモントレーナーとしての旅が始まったわけで…。


    で、いろいろあって今日のこと。

    「な、なんなんだお前は!!」
    「通りすがりのポケモントレーナーだ。覚えておけ。」

    チョウジタウンのアジト・コガネシティのラジオ塔と続けてロケット団残党をぼこったデュークは、修行をしているというサカキに代わって新たなロケット団のボスになろうとしたが、幹部達のモチベーションが下がってロケット団は解散。仕方なく旅を続けることにした。

    チョウジタウンに戻り、ロケット団の動きを見て見ぬフリしていたヤナギのじいさんを張り倒してバッジと遺言を受け取った。

    こおりのぬけみちを適当にやり過ごし、フスベシティに辿り着いたデューク。
    苦戦しながらもツンデレジムリーダーのイブキを倒し、宗教じみたドラゴン使い一族の長老に舌先三寸の奇麗事を言ってバッジをゲット。
    ジョウト地方の8つのバッジを手に入れたデュークは、ポケモンリーグに挑戦するべくカントーへ向かおうとしたが、途中どうしても通らざるを得ない故郷ワカバタウンでウツギにつかまってしまう。

    ウツギの話では、デュークを探して数人のまいこさんが来たという。
    何かやらかしたのかと何度も聞かれた。どうやら何か誤解をしているようだった。

    「まぁ心配いらないって。ほっとけほっとけw」
    「いや、君が何かやらかして私の名前に傷が付いたらいやだから…」
    「…人間クズ…」

    放っておけとは言ったものの、デュークもまいこさんたちに探されるような覚えはなかったので、気になってエンジュシティに赴く。
    エンジュシティでは、5人のまいこさんがデュークを迎えた。
    今まで同一人物だと思っていたデュークは、5人を前にして焦った。
    そういえばヤスがいたような気がするが、あいつは本当にどうでも良かった。警察は何をやってるんだ…
    まいこさんの話を簡潔にまとめると、「お前ならホウオウっつー伝説のポケモン呼べるから頼む。これはその最終試験どすえ。」とのこと。
    5人のまいこさんが次々に繰り出すイーブイ進化系5体。
    素早さの足りないサンドなどは無に等しい。
    それでもメリープが苦し紛れに繰り出したシグナルビームがまいこさんのブラッキーを相手に奇跡の一撃となるなど、様々な奇跡的現象が重なり、デュークはまいこさんたちを全員倒した。
    結局、まんまとまいこさんたちの思惑通りにことが運ぶ形になったことに若干の不満を感じながら、スズのとうを登るデューク。
    飛び出してくるコラッタたちをいわくだきで粉砕しながら、ついに最上階へ辿り着く。

    そこには、見たこともないような絶景が繰り広げられていた。
    空を舞う紅葉とまいこさんの踊り。和風なBGMが心地良い。
    しばし眺めていると、太陽が空間を切り裂いた。
    これが…伝説のポケモン『ホウオウ』…!!

    デュークはホウオウを捕まえることができるのか?
    そもそも、伝説のポケモンを捕まえてしまっていいのか!?
    ポケットモンスターハートゴールド デューク・ジョウト編はいよいよクライマックスへ…!!



    というわけです。

    本当は途中のジム戦の様子とかも書ければ良かったんですが、ワカバタウンを出るまでが異様に長くなってしまったので省略しましたw

    で、今これ書きながら平行してホウオウ捕獲作戦を遂行しているんですが、捕まらなさが異常です。
    HP赤くてねむり状態なのに、ハイパーボール投げても捕まらないってなんですか??
    そろそろ暗くなったんでダークボールでも試してみますかね…


    別にホウオウ放置でもいいのか…その方がストーリー的にギャグっぽくておもしろいけど…


    おわし

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    posted by デューク at 23:28| 🌁| Comment(7) | TrackBack(1) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    普通に吹きました(笑)いつだって主人公は特別ww
    Posted by コウ at 2009年09月26日 01:46
    ホウオウの件(くだり)はなんか強引さを感じましたね〜
    旧金銀もこんな話でしたっけ?
    忘れてるだけなのかな…

    まぁポケモンなんで
    あんまり話が難しいと子供ついて来られないんで(笑)
    Posted by デューク at 2009年09月26日 01:54
    ホウオウは捕まえない限り殿堂入りすると復活しますよ。
    Posted by うどんこ at 2009年09月26日 03:49
    そういえばホウオウってアニメの第一話(GBの赤緑時代)から出てきましたよねー(笑)
    ホウオウは特攻がトップクラスで使ってましたし
    Posted by コウ at 2009年09月26日 06:18
    これ「犯人はヤス」がやりたかっただけですよね?w
    Posted by REI at 2009年09月26日 21:41
    いやぁ、基本的に今進めてるハートゴールドを忠実に再現してるんだけど?(笑)
    ライバル本当ヤスだしw
    Posted by デューク at 2009年09月26日 21:51
    おもしれwww!!
    デュークさんの作る話は最高ですね! クライマックスが気になっちゃってます!!
    Posted by YUUKI at 2009年09月26日 22:09
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