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    2009年10月14日

    【ゲーム】いざ、カントー

     
    ポケットモンスター ハートゴールド 〜デューク・カントーへの旅立ち編〜

    -セキエイ高原・ポケモンリーグ四天王会議-

    カリン「チャンピオンがいない…?」
    シバ「そりゃどういうことだ、ワタルくん!」
    ワタル「こんな手紙が置いてありました。やれやれ…」

    セキエイ高原は飯がクソ不味いのと、石鹸とかの使用制限があるのがめんどいです。
    つかぶっちゃけ暇なんで家に帰ります。
    チャンピオンルームはワタルくんに譲ります。
    じゃ。 デューク

    四天王「・・・」
    キョウ「ま、まぁこれで拙者にもチャンピオンになるチャンスが増えたわけでござるな…」
    ワタル・カリン・シバ「いや、それはない。」
    シバ「連れ戻さなくていいのか、ワタルくん!」
    ワタル「…放っておきましょう。きっと彼もここにとどまる男ではなかったのです。
    (つかめんどいし。これで俺またチャンピオンだし。)」
    シバ「彼…「も」…?あぁ、そういえば…前にもこんなことあったね…」
    キョウ・カリン「?」

    イツキ「すいませーん、誰かいますかー?たのもー!たのもー!!」


    -ジョウト地方・ワカバタウン・デュークの家-

    おかあさん「デューク?入るわよ?」
    デューク「ん、何かあさん?」
    おかあさん「いや、貯金のことで…」
    デューク「また金の話かよ…」
    おかあさん「うそうそ。ウツギ博士がデュークのこと呼んでたわよ。」
    デューク「ウツギ…博士が…?」


    -ウツギ研究所-

    ウツギ「デュークくん!よく来てくれたね!」
    デューク「…なんスか?」
    ウツギ「そ、そんな恐い顔しないでよ!」
    デューク「俺これからマリオカートやろうと思ってたんスけど…」
    ウツギ「そうだね、wiiいいよね!でもとりあえず…
    ポケモンリーグ制覇おめでとう!!」
    デューク「…ああ、どうも…」
    ウツギ「いやー、最初はただおつかいを頼んだだけだったのに、立派になったねー。」
    デューク「あれ、そういえば俺なんでポケモンリーグなんて目指したんだっけ…」
    ウツギ「才能だよ!きみは天才だ!!ポケモンたちがきみを導いたのさ!!」
    デューク「…で、今度は何をやれと?」
    ウツギ「ギクッ」
    デューク「ガキの頃から知ってるんだ、わかるよ。アンタが誉める時はさ…」
    ウツギ「いやだなぁ…ぼくはきみの才能をもっと伸ばしてあげたいと思ってだね…」
    デューク「なんの汗、それ?」
    ウツギ「とにかく、きみにはカントー地方へ行ってもらおうと思う!!」

    デューク「…はぁ?」

    ウツギ「きみもオーキド博士の研究を手伝っているんだったら一度は行ってみたくないかい…マサラタウンにあるオーキド研究所!!」
    デューク「別に…」
    ウツギ「そうかそうか!じゃあこれ、アサギシティから出てる船のチケットだから!」
    デューク「いやまだ行くなんて一言も…」
    ウツギ「じゃ、がんばってね!いってらっしゃーい!!!」

    バタン!

    デューク「…くそ、こんなことならおとなしくセキエイ高原にいればよかった。」


    こうして、デュークは再びワカバタウンを旅立った。
    目指すは…カントー地方!!

    といっても、前とはだいぶ様子が違う。
    何しろ今回はヨルノズクに掴まっているだけで移動が可能なのだ。

    デューク「じゃーヨルノズク、とりあえずマサラタウンまで頼むわ。」
    ヨルノズク「(いや、行ったことねーとこは無理だっての。)」
    デューク「そうか、じゃあよろしくな!わざわざ船で行くことねーよなぁw」
    ヨルノズク「…」

    バササササ…

    デューク「ほー、ここがマサラタウンかー!
    海があって灯台が…って、ここアサギシティじゃねーか…!
    おいおいしっかりしろよヨルノズク、逆方向だろカントーは。」
    ヨルノズク「(ムチャ言うんじゃねーよ…)」
    メリープ「(お前大変だな…)」
    オーキド「おお!デュークくんじゃないか!」
    デューク「オーキド…博士…?」

    デューク「どうしたんです、こんなところで。」
    オーキド「ラジオ番組の収録でな!ちょいとコガネシティまで。」
    デューク「えっ、コガネなら船よりリニアで来た方が早いんじゃ…?」
    オーキド「なんでもリニアが使えないみたいなんじゃよ。おかげで時間がかかって…」
    デューク「つか『そらをとぶ』で行き来できるじゃないですか…」
    オーキド「…!!」

    オーキド「た、確かに。確かにそうなんじゃが…その…ゆっくり旅を楽しむのも悪くない。
    そう、わしは船旅を楽しむためにだな…」

    オーキド「そんなことより、デュークくん!きみはこれからカントーへ行くんじゃな!」
    デューク「ええ、まぁ。本当は空飛んで行こうと思ったんですけど、ヨルノズクが言うこと聞かなくて…」
    オーキド「ん、立ち寄ったことのない町には飛べんぞ、『そらをとぶ』は。」
    デューク「あれ、そうだっけ…?」
    ヨルノズク「(じゃなきゃお前…)」

    オーキド「どれ、ポケモン図鑑をバージョンアップしておこうかのう。」
    デューク「バージョンアップ?」
    オーキド「そうじゃ。ポケモンの中にはジョウト地方では見られないポケモンも沢山いる。
    そのポケモンたちの情報を集めるためのバージョンアップじゃよ!」
    デューク「途方もないっすね…」


    ポケモン図鑑もバージョンアップし、オーキド博士と別れたデュークは、いよいよカントーへ…
    向かう前にアサギの灯台に向かった。

    デューク「長旅だ。先立つものがないとな…。
    あ、もしもしカーネルさんですか?デュークです。今から…」


    -アサギの灯台・2F-

    カーネル「…参った…降参だ…!」
    デューク「まだだ…!倍プッシュ…!今の50万をかけてもう一度勝負だ!
    あんたのヨルノズクはまだ死んでない…搾れるだけ搾る…!!」
    カーネル「こ…殺されるっ…!!」

    カーネルとの1時間に及ぶ死闘(?)の末、デュークは100万円という大金を手にした。

    デューク「まだだ…こんなもんじゃ足りない…!」
    カーネル「ざ…残念!もう8時だ!!悪いなデュークくん!わしは8時までしか付き合えんのじゃ!」
    デューク「…何?」
    カーネル「いやー、実に残念!残念じゃが…時間は時間っ!また来週のお楽しみじゃ!!」
    デューク「8時だから勝負できないってことはないでしょ…」
    ゲンキ「もうよせ!アンタ手持ちの金がいっぱいだろ!それ以上の金は持ち歩けない!!
    ここいらが引き際だ…!」
    デューク「…」

    伝説の夜は終わった。


    そして二日後…


    -アサギの港-

    ざわ・・・ざわ・・・
    船乗りA「聞いたか?一昨日、たった1時間で100万稼いだ奴がいるらしいぞ。」
    船乗りB「100万?ゲームコーナーの話か?」
    船乗りA「いや、ポケモン勝負さ。通常の倍レートでの勝負だったらしいが…」
    船乗りB「それはつまり…100万円ってことか?」
    船乗りA「そう、100万円だ。自転車だって買える金額だ。」
    船乗りB「かー!とんでもねー奴がいたもんだな…どんな奴なんだ?いっぺんツラ拝みてぇもんだな!」
    デューク「あの…カントーに向かう船に乗りたいんだけど…」
    船乗りA「お?チケットは持ってるのかい、坊主。」

    デューク「…これでいい…?」

    デュークと目を合わせた船乗りの表情が凍る。

    船乗りA「お、おお…。船はもうすぐ出る。早く乗りな…」
    デューク「ありがとう。」

    船乗りB「おい、どうした?顔色が悪いぞ。」
    船乗りA「見たかあのガキ…なんつー目だ…ありゃまともじゃないぞ…」
    船乗りB「…まさか…テロリストじゃないだろうな…」

    デューク「これが…アクア号…ラテン語で…“水”…」
    船乗りC「船が出るぞー!!」


    アクア号に乗り込んだデュークは、カーネルとの勝負以来寝ていなかったのですぐに眠ってしまった。
    本当は船の中でもいろいろやりたいことはあったのだが、眠っている間にクチバシティに着いてしまった。


    デュークは船を下りた。
    ついにカントーの地に足を踏み入れたのだ!!ジャジャーン!!

    デューク「…って、そういやセキエイ高原もカントーか…」

    デュークは急に、昔テレビで見たカントーのジムリーダーが美人だったのを思い出して少しテンションが上がった。

    デューク「元チャンピオンならお近づきになれんじゃね!wktkが止まらない!!」

    やはり疲れているのか、やけに独り言の多い日だったが、何にしろデュークのモチベーションは上がった。
    どう見ても不審者です。本当にありがとうございました。


    デュークは、あの美人ジムリーダーがどのジムのリーダーかわからなかったので、片っ端から入ってみることにした。

    デューク「じいさん、ここから一番近いジムはどこだい?」
    おじいさん「そりゃあお前さん、クチバシティジムさ。」
    デューク「そうか、この町にもジムが…」
    おじいさん「挑戦するのかい?
    はっはっは、やめておきなさい、ジムリーダーっていうのは本当に強いんだよ。
    きみみたいな子供が勝てるわけないさ!はっはっは!」

    デュークは黙って8つのバッジを見せて立ち去った。
    おじいさんは腰を抜かした。


    クチバシティ…ここからデュークのカントージム挑戦がはじまった。

    果たして、デュークを待ち受けるのは、あの美人ジムリーダーなのか!
    そしてデュークはお近付きになれるのか!

    次回に続く!!


    ポケットモンスター ハートゴールド 〜デューク・カントーへの旅立ち編〜


    おわり


    お疲れ様です!
    久々にポケモン更新です。

    今回はカントーへの旅立ち編。またもや出オチでしたw
    あんまりおもしろくなかったんでアクア号内の出来事はまるまるなかったことになりました。

    いよいよカントーに着いたデューク。
    はっきり言って山場をとっくに越えたこの話、これからどうなってしまうのか。


    ゲームの進行の方ですが、ぶっちゃけもう2回目のエンディングは見ました。
    ストーリー上やることが少なくなってきたので、ポケモン育てたりはじめてのバトルフロンティアでうろうろしたりしてます。
    サファリイベントは面倒なんで放置してます。

    とりあえずBPとやらの効率がDS遊戯王並に悪くて非常にマゾゲーだということだけはわかりました!


    じゃ、そういうことで。

    最初と比べて文体がまるっきり変わっているこのシリーズ。
    次回はカントージム破り編です(笑)


    おわし

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    posted by デューク at 03:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    自分はバトルファクトリーが好きですね。あのポケモン1匹変えるのがサイチェンみたいで楽しかったり
    フロンティアは基本運ゲーなので頑張ってください
    Posted by エリー at 2009年10月14日 15:57
    いやー面白い!ウツギとのやりとりマジ最高ですねw

    ポケモンは徐々に飽きが来るタイプッすよね…、俺のハートゴールドは今何処…。
    Posted by YUUKI at 2009年10月14日 21:30
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