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    2010年12月27日

    【雑記】M−1終了

    録画組でまだ見てない人はネタバレ注意

    ■結果
    優勝・・・笑い飯
    最終決戦進出・・・スリムクラブ、パンクブーブー
    決勝進出・・・その他

    ■感想
    ネット上では笑い飯の優勝に納得がいかないというコメントがかなりありますね。
    松本さんの「取らせて上げたいなって・・・」発言もどうかと思います(笑)

    個人的にはそこそこ楽しく見られました。
    が、最終決戦は微妙でした。
    どのコンビも1回目のネタから変化が見られなかったのが残念でした。
    個々の感想を述べると…

    ●最終決戦組
    ・笑い飯(668点→優勝)
    最初のネタはそこそこおもしろかったと思います。
    最終決戦のネタは正直笑い飯の中ではつまらない部類のネタでしたね。
    最後だから優勝させたいという感情があったことや、元々笑い飯のための10年越しの茶番だったという見方も仕方ないかと。
    個人的には笑い飯が好きなので、どうせなら最後まで笑い飯らしさを貫いて欲しかったです。
    最後はどう考えても「お前最後それやんのかよwwww」ってネタを持ってくるべきでした。
    1回目のネタも2回目のネタも、鳥人を越えるにははるかに及ばなかったという印象です。
    しかしまぁ、前書いた俺の予想は当たってましたよね(笑)

    ・スリムクラブ(644→最終決戦)
    突如現れたコンビがなんかおもしろいってことがあるのがM−1の魅力でもあると俺は思います。
    南海キャンディーズなんかがそれでしたよね。
    スリムクラブもそんなコンビでした。
    個人的には今回のM−1では総合で一番おもしろかったと思います。
    2人がいい味を持っていて、ただ勢いに任せるでもなく、次にどんな言葉が出てくるのか期待させる力がありました。
    今年ブレイクした戦場カメラマンの渡部陽一さんと同じですね。
    これが漫才と言っていいのかという点で審査が揺れたようですが、今まで予選を何度も勝ち抜いてきたわけで、
    それは漫才じゃない!って言うならもっと早い段階で落とすべきです。
    だいいち、10年間出続けた笑い飯だって正統派漫才ではないわけですから、今更スタイルをどうこうっていうのは無理があるんじゃないかと。
    ノンスタ、パンクと、連続でトークダメなコンビが優勝して扱いづらい状態になっていることから、そんなところも考えたというならまぁ理解できないでもないんですが、番組の趣旨からは外れるんじゃないでしょうかね?

    ・パンクブーブー(668→最終決戦)
    敗者復活驚きました。
    つか参加してたこと自体が驚きでした。
    そして決勝で見せたネタ。単純におもしろかった。
    発想から変化まで完璧でした。
    最終決戦に同じようなネタを持ってきたのが敗因ですね。
    百歩譲って敗者復活からということでネタあわせ等の関係で仕方ないとしても、せめて前のネタを受ける工夫がほしかったです。
    それ以外には負ける要素なかったです。
    1回目のネタは番組中一番おもしろかったです。


    ●敗退組み
    ・カナリア(592点)
    点数は伸びませんでしたが、個人的には悪くなかったです。
    若干変化に乏しかったことと、トップバッターという点が敗因でしょうか。

    ・ジャルジャル(606点)
    ネタ、おもんなかったです。
    なんかぶっちゃければいい見たいなのはそろそろ終わりにしませんか?
    勢いだけって感じでした。
    カナリアより高い点数だったのは納得いきません。

    ・銀シャリ(627点)
    正統派漫才で挑んだ点は審査員的にも評価が高かったみたいです。
    私も本来は正統派漫才を中心に考えるべきと思いますので、評価が高めになるのは妥当かと思います。
    が、肝心のおもしろさはあんまり…
    正統派っていうのはしゃべくり漫才スタイルということであって、古臭いという意味ではないです。
    昭和感を出す必要はないし、爆発力がなくていいわけじゃないです。

    ・ナイツ(626点)
    私は最終決戦へと進む予想をしましたが、見事にやらかしてくれました。
    去年の感じでまとまってたのに今年はネタ後半にいらんことしました。
    テンポ悪いし説明的になってしまったのはいただけなかったですね。
    ツッコミのキレは好きなんですが、ボケが冴えませんでした。
    それにしても漫才協会、ナイツにWコロンってお前…(笑)

    ・ハライチ(620点)
    嫌いじゃないです。
    ただ、去年の勢いもなく、掛け合いの洗練された感もなく、中途半端でした。
    なまじそれらしくなってしまったが故に普通になってしまったという感じでしょうか。
    ネタ後半は単調でした。そんなにボケ倒さなくても…と誰もが思ったはずです。
    スタイル的にはキングオブコメディ的な流しツッコミスタイルなので大きく間違っているとは思いませんが、
    それにはツッコミにもう少しインパクトというか、何かしらの存在感が必要ですよね。
    キングオブコメディの場合、今野さんの絶大な爆発力を高橋さんが綺麗に包んで受け流すところが凄いのであって…

    ・ピース(629点)
    ネタ自体は細かい部分を除けば全体的にはそんなに悪くなかったかと。
    全然期待してなかった割に笑わせてもらいました。
    緊張してたのか何なのか、ツッコミの方がダメでしたね。
    あれがデフォなら相当がんばるかコンビ解消しない限り伸びないでしょうね。
    ボケ(?)の方はキャラクターも演技力もばっちりでした。
    ピンのがいいんじゃね?って思わせるような感じでした。
    ツッコミの大切さ、ボケを生かすも殺すもツッコミ次第だということを強く感じましたね。


    そういえば、今回審査員の入れ替えがありましたね。
    宮迫さんと大竹さんが審査員として出てきた時は、次世代の中核はその辺なんだなって思いましたよね。
    大竹さんのコメントの下手さはファンとしてはおもしろかったです(笑)
    あと、毎年思ってたことを。素人だから言えることなんですけど…
    リーダーは微妙ですよね。
    中田カウス師匠は新しい笑いもきっちりと研究されているのに…


    まぁそんなこんなでM−1グランプリも終わってしまいました。
    いよいよお笑いが完全に下火になってきたんですね。
    まぁブームというのは一時だからブームなわけで、当然といえば当然なんですけど。

    次にまたブームがやってくるのは何年後でしょうね。

    私もこんな偉そうに語ってますけど、テレビに出てる人たちががんばってることも、自分には到底できないことだというのも理解してます。
    むしろ完全素人だからこれだけ上から目線なんです。客側だから。
    がんばってる人たちが報われることを願いながら、お笑いファンをやっていこうと思っております。


    とりあえず、今日一番驚いたことは、ビッキーズが解散していたという事実です。

    ビッキーズさん、沢山の笑いとアメちゃんをありがとう・・・


    おわし

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    posted by デューク at 03:54| 栃木 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    ビキビキビッキーズ(笑)

    M-1見るの忘れた〜!
    まあ後でなんとかなるか。

    笑い飯が出るって時点で「これは優勝だろ」と思っとりました、予想通り。
    最近あまりテレビ見てないんで、わかんないコンビが沢山いて困る困る。

    ジャルジャルについては言ってることはわかる。ネタよか人気の方が走ってる感じですよね。
    にしても、M-1終わってどうすんのかな?
    このまま派生してったのも終わってしまうんかな?
    わからんですね。
    Posted by 葛城 at 2010年12月29日 11:49
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