まず前提条件の提示
・通常デッキ枚数はルール上可能な最低限40枚が最も良いとされる(理由は引きたいカードを引きやすくするため)
・ガジェの場合ガジェを引きすぎる事故を減らすため枚数を多くする場合が多い(50枚なんてのも見ますね)
・やたらデッキ枚数を多くするコンセプトのデッキがある(タワーっていうらしい)
・他
あー・・・っと、まずなんですか、『引きたいカードを引きやすくする』ってことで。
物凄く噛み砕いて書けば、強奪引けば勝てる状況で強奪を引く確率を上げるってこっちゃ。
デッキにたった1枚しか入らない制限カードである強奪を引くときに、デッキ枚数が20枚あるところから引いてくるのと10枚のところから引いてくるのでは、圧倒的に10枚の方から引くほうが簡単なんですね。簡単に言えば、 だ か ら デッキ枚数は許される最低枚数40で組むといいよっていう話なんですけど。ま、コンボデッキとかだとコンボ決めるためのカードを集めやすくするためにこの考えを適用して40がいいと。
で、引きたいカードを引く確率が高いってことは、例えば初手に来ちゃうとちょっと困っちゃうカード(貪欲とかその辺?)を引く確率も高いってことになりますわね?まぁなんかそういう感じでデッキ枚数を多くするっていうのも選択肢にはあるんですよ、みたいな。ま、これは主にガジェの話なんであとで少し書きますけど。
それで、よく言われるのは『デッキ枚数が多い方がいろいろ対応できて強いじゃん!!』ってこと(例の『確率より可能性』理論)なんだけども、デッキの中にいくらカードブチ込んでも、結局使えるカードの枚数は限られるわけで。デュエルが10ターンで終わるとして、使えるカードは初手5枚+ドローするカード10枚。つまり、デッキ枚数が40だろうが100だろうが使えるのはその中のたった15枚やそこらだということ。デッキ枚数増やしたり同名カードを複数枚入れることをしないでカードの種類ばっか増やしても引かなきゃ使えない。引かなきゃ使えないんだって。結局中途半端になって終わるだけ。で、言い訳は決まって「○○引かなかった」。そら引かないだろうなぁ。
あれもこれもと欲張って中途半端なカードを何枚も入れるよりも、選りすぐりのカード40枚で戦った方が基本的には強いんですよ。メインデッキだけですべてに対応させる必要なないわけで、サイドデッキが15枚も使用できるのですから、対策はそちらを使えばいい。じゃなきゃ何のためのサイドだよっていう話ですもんね。『明日できることを今日やるな』という名言があります。メタに関してはこれに尽きます。
でー、ガジェの話。
ガジェ引きすぎると終わりなんですよ、ガジェは。というより、コンセプトがね、モンスター引きすぎたら終わっちゃうっていうことなんです。だから、理想はスタートになるガジェ1、2枚と除去魔法罠があったらいいんですよ。ま、そこに他にもいろいろ絡んで来るんですけどこの際無視。結局、デッキに9枚入ってるガジェのうち1〜2枚を引けばOK、それ以上引いたらダメっていうことなんで、じゃあデッキ枚数増やしてガジェを引かないようにしようっていうのが普通の考え方。
確率を元にした理論ではデッキ枚数は42、3枚が良いとされるんだけど、それはあくまで理論値であって、結局理論値よりも少し悪い方向に考えておくのがいいんで、45〜50の間がいんじゃないですか?ガジェと一部のモンスター以外全部除去カードというデッキだから言えることですが。除去カードは少し多めに引いても困りませんのでね。
ただしデッキ枚数が多すぎると今度は除去使い果たした頃にガジェ引くデッキになってしまうので注意です。ここ、最後は理論ではなく感覚で解決するべきだと俺は思いますよ。
ただし、例外が。
それが『タワー』です。
詳しい定義付けがされているのかどうかは知りませんが、要はデッキ枚数がやたらめったら多くてその様子が塔(tower)のようであることに由来するんだと思いますよ!
ね、これですけど。私は専門じゃないのでよくわかりませんが、このデッキの捉え方は少なくともふたつ。ひとつは先に出した『確率より可能性』という考え方の塊のデッキ。ふたつめは『ただ単にデッキ枚数を多くして楽しむデッキ』という捉え方。
後者に関してはコンセプト否定になってしまうのでデッキ枚数を減らすことはできませんよね?私もいずれやってみようとは思います。これが例外。
前者は別。まったく見当違い。理由は書きましたよね?これはいつまでも信じてちゃいけません。いや、本当に強くなろうとするならば、ですけど。
要するにデッキ枚数の話をすると必ずここが最大のポイントになるんですよ。ちょっとした勘違いなんですけど、人っていうのはなかなか勘違いから抜けられませんから。だから俺に今できること。それが勘違いであることを示し、ここに文章化すること。それだけです。
そもそもカードゲームの世界に『間違い』というのものは存在しないと思うんですが、本人が意図せずに陥った勘違いはあるんです。
はい、読み飛ばしゾーン終了〜(笑)
で、読み飛ばした人でもわかるようにまとめると
・基本デッキ枚数は40枚
・サイドで出来る対策はサイドで
・ガジェのように引いては(引きすぎては)困るカードがある場合多少多めに(最終決定は感覚で)
・タワーは楽しむデッキで、勝つための近道ではない
読んでもあんま面白くなかったでしょ?書いててもあんま面白くなかったですから(笑)
読んでも面白くなさそうなんで表現を砕けた感じにしたりして一応読みやすくしてみたつもりなんだけどね。
まぁこういうカードゲームの理論なんて飽きたら読むの辞めた方がいい。多くの人にとってゲームは楽しむことが最優先だから、ヘタに理論とか読んで『それだけが正しいんだ』って思っちゃうのはあんまりいいことじゃない。ただ『こういう考え方もある』とか、もっと言えば『普段からこんなことばっか考えてる奴がいるんだな、乙』って感じで流し読むのが一番。だから俺も理論やら何やらをブログに書くのはあまり好かんのです。ま、気が向いたら書くっていう感じ?専門じゃないから穴だらけだよ。理論も二転三転してる可能性大。
…とまぁ、この記事を半分くらい否定したところで終わり。
では!
そういう特殊カードのない遊戯でタワーとか言っちゃう人は、よほどのファンデッカーかヴァカのどちらかですね。
こないだの大会に48枚ガジェで出たら、大嵐引けなくて負けた試合が何回もありました!
デッキの底の方に沈んでた場合、増やした枚数だけ引くタイミングが遅くなるというのも考えた方がいいかもしれません。
枚数あたりのフィールド除去が減るために…
遊戯でタワーって意味あるん?
MTGには来夢さんが挙げたように、特殊勝利の既知との戦いに加え、大量のサーチカードがあるけど、遊戯はその両方が無いんだからやる前から破綻していないか?
それとも、50〜60枚でタワーとか言い張るんかね?
少なくとも250〜300枚デッキ、多い場合は700枚以上のデッキをタワーというのにね…
すぐに、かっこいいからってろくに調べもせずに用語引っ張る奴多すぎだよな…
ハイランダーとかもそうだけど、言葉だけが独り歩きしている…
機知との戦いが決めることができない場合の勝ち筋に、サイカを採用したのに似ていて回していて大変面白そうです。
「500枚除外します。キメラ(攻撃力40万)でアタック、エボリューション・レザルト・バースト!ゴヒャクルェンダァ!!」
とか出来ますね。
やってみたいですね。