読みながら書くんで途中おかしくなるかも知れませんが気にしないで下さい。
では、もくじは飛ばして3ページから。
「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズとは?」と題されたこの章ではよくあるカ−ドゲームそのものの説明がされています。
が、その中でまず気になったのがここ。
「さまざまな魔法・罠のカードを駆使しながら敵モンスターを打ち負かし、相手のライフポイントを0にして勝利することがこのゲームの目的です。」
これ。
そういえばそうだったんだなぁと思わせる一文ですね。
今の遊戯王の目的は本当にそこでしょうか?モンスター同士の戦闘なんてかなりないがしろにされていると思うんですが。
この一文が遊戯王の「理想」を表していると思うんですが、コナミ様はこのゲームをここに持っていく気があるのでしょうか?
さて、お次の4ページに行きましょう。
ここは「ゲームの特徴」ということで、まぁゲームの中身の紹介の章ですね。
「自分だけのデッキを作ろう」の節はツッコミどころ満載ですが、敢えてスルーします。お子様方やドリーマーの方々の夢を壊さぬよう…ね。
「多彩なモンスターと華麗なコンボでバトル」の節もこれからはじめる人に夢を持たせるための絵空事が並んでおります。
「パックシリーズでデッキ強化」の節から一文。
「新たなパックが発売されるたびに戦いは進化し、いつまでも新鮮な気持ちで遊ぶことができます。」
それは初耳ですね(笑)
まず、「新たな書籍が〜」の間違いではないでしょうか?
パックの発売でデュエルシーンに影響を与えたなんて、最近ではキメラ騒動くらいじゃないですか?
ああ、チェーンバーンなんかもありましたね。どちらにしても最初に書いてあったゲームの目的とは程遠い「進化」ですが、どういう了見でしょう?
では次の5ページに進みましょう。
実はこのルールブックで「章」が正式に出てくるのはここからです。4ページまではあくまでゲームの概要を説明するための前置きだったのですよ。
第一章「対戦の準備」
対戦に必要なもの
ここでは対戦に必要なものが書かれています。
デッキの説明が書いてありますが、デッキ構築のコツが書いてあるのが面白いですね(笑)
他にもコインなど様々なものが書いてあります。
ここに一言「あらかじめ用意して対戦相手に提示していない場合使用できません」と書いておいてくれれば守ってもらえるんでしょうかね?
7ページと8ページは見開きでデュエルフィールドの説明です。
魔法&罠カードゾーンの説明には「魔法カードを発動する場合は一旦ここにカードを置くので、すでに5枚置いてある状態では新たに魔法を使うことはできません。」と書いてあります。今気付いたんですが、俺が昔していたフィールド魔法の勘違いはルールブックによって植え付けられたものだったに違いありません。
文頭に「基本的に」というような文節を置くなどして例外の存在を示す必要がありますよね。
また、フィールドカードゾーンの説明には「魔法&罠カードゾーンの5枚の中には含まれません。」とは書いてあるものの、フィールドカードゾーンが魔法&罠ゾーンとして扱われるのかどうかが明記されていません。細かいことですが、トラブルのもとでありルールブックとしては穴だらけです。
9ページからはモンスターカードの見方と説明に入ります。
通常モンスターの説明に「特別な能力を持たない基本モンスターです」と書いてあるのに、今や基本が効果モンスターになっているなどのツッコミをしなければ、特にツッコミどころは見当たらないと思います。
効果モンスターの効果の種類はそろそろ見直す時期だと思います。結構限界でしょ?
ここには「ルール効果」なんて書いてないしね。「ルール効果」というジャンルはエキスパートルールHP様オリジナル。エキスパがなかったらコナミ様はどうしてたんでしょ?これだけユーザーに頼りきったカードゲームもないもんです。
そのあとはしばらくカードの種類と説明が続くので特筆すべき点はないと思います。
25ページ、第3章。「ゲームの遊び方」
■対戦方法
ある程度の経験がある遊戯王プレイヤーなら誰もが知っているであろうマッチ云々の説明です。
ただ、「デュエル」と「マッチ」の呼び方を正確にしている人が意外に少ないというのが俺の印象です。この周辺に「セット」という単語は遊戯王にはありませんよ?
かく言う俺も大会レポ等では1デュエル目(?)を1戦目と書いていますけどね。でも「1デュエル目」って日本語として正しいんでしょうかね?
そして衝撃の一文。
「また1勝1敗1分け、3分けの場合、そのマッチは引き分けとなります。」
って…まさかのエキストラデュエル完全スルー(笑)
書くならここに書くべきなのでは?ルールブック自体は修正されたのに追加されなかったエキストラルールソス(´・ω・`)
32ページ、バトルフェイズのステップの説明。
正直スタートステップって要らない子ですよね。「威嚇する咆哮を発動する」とかしか役に立たないと思うんですよ。
ルールブックにも「バトルフェイズに入るための宣言を行うステップ」とか書かれてるんですが、すでにバトルフェイズなんですよね。意味がわかりません。
さらにエンドステップの説明。
「バトルステップとダメージステップを繰り返し、攻撃させたいモンスターがいなくなったらエンドフェイズに入ります。」
なんと、エンドフェイズに入っちゃいましたwwwメイン2こねえwwwwwwっうぇwwwww
35ページ、第4章「戦闘とチェ−ン」
戦闘処理時(ダメージステップ)の注意
■カード発動制限
ここにはダメステで使える魔法罠は攻守増減系とカウンターだけであることが書かれていますが、それがダメステのいつ発動できるかまでは書かれていません。
これではダメージ計算時に収縮を撃とうとする人が出てくるのも無理はありません。
ダメステにさらにダメージ開始時、ダメージ判定・計算などの細かい区切りがあるんですが、これはルールブックにないルールのひとつですね。
44ページ、「その他のルール」の中の「公開情報」
まだデッキ枚数は公開情報になってませんが、どうなっていますか?ルールはすべて公開情報でお願いしたいですね。
46ページの「ルール用語辞典」
●「する」と「できる」
ここに任意効果の発動タイミング関係をきちんと載せるべきですよね。
俺は未だにこれがあまりよくわかっていないようです。
任意効果が同時に発動してチェーンブロックを組む場合は全部発動できるんですね。例えばエアーマンが次元融合でいっぱいでてきたりする場合とか。
●対象をとる(指定する)効果
対象を取るか取らないかは、対象を取るカードのテキストに「○○を対象に選択して発動」とか書けば問題なかったんだと思うんですよね。
落とし穴は対象とって奈落はとらないって全然理解できないしw
●元々の攻撃力(守備力)
「攻撃力や守備力に「?」と表記されたモンスターの場合、元々の攻撃力や守備力は「0」として扱います。」
でもクリッター等では持ってこられないんですよね?これも書いておくべき。
●その他
「全滅」、「プレイ」とはどういう意味ですか?
あー、やっぱりエキスパートルールHP様の方が詳しく載ってるしわかりやすい。一個人に負けちゃうドジっこコンマイ様がかえってかわいく見えてくるくらいですよね。
と、いうわけで、これからはじめる初心者の方、デュエル中ちょっと疑問に思った方はルールブックを開かずにPCや携帯のブックマークからエキスパを開きましょうね。
で、バージョン2.1って今までとどこがどう変わったの…?
おわし