さてさて、ノーカオスとカオス、比べたら?という話らしいですが、結論から言えばカオスの方が強いでしょ。ね。開闢は狂力なカードです。ルナティック。
で、ノーカオスがカオスに劣っていないという主張をしている人の意見を聞いたところこんなことをおっしゃっていました。
「ノーカオスはモンスターに光闇の縛りがなく、属性を考えずに強力な下級モンが入れられるから開闢の分くらい補ってくれるんじゃねん?」
うむ…俺が思うにだなぁ…。
止まってるんじゃないでしょうか?時間が。咲夜みたいに。(←一言余計)
確かに、かつてモンスターの属性縛りの不自由さからカオスは使いにくいと言われた時期がありました。まさにノーカオス(当時はまだ『スタン』または『旧スタン』と呼んでいた気がします)全盛の時代でした。
しかしです。
時間、時代は常に動いています。変化し続けているわけです。
その理論が流行った頃、光属性モンスターと言えば『聖なる魔術師』『ものまね幻想師』など。アタッカーは良くて『ブレイドナイト』でした。(もちろん異次元の女戦士があったが、当時はウィクリが使えたこともあってか女戦士は開闢の餌として認識されないことが多かった。…気がする)
闇も当時と今では違います。
当時のノーカオスには光・闇属性、特に光属性のモンスターはほとんど入っていませんでした。(しつこいようだが異次元の女戦士は除く)
ところが今はと言うと、ノーカオス+開闢の使者=カオスである。当然カオス−開闢=ノーカオスということになる。その原因のひとつに、ノーカオスにも普通に入る強力な光属性モンスターが登場したことがあげられます。
つまり、現状におけるノーカオスとカオスの違いは、まさに「開闢の使者」が入っているか入っていないかだけなのである。開闢1枚のためにモンスター構成に不自由さを感じる時代ではなくなっているということです。まるで同族やキラスネを入れるような感覚でデッキに入れられると。
開闢が入っているかいないかだけの違いなら、入ってる方が強いに決まってますよね。開闢というカード1枚だけを見たとき、これが強いカードだと感じない人はおそらくいないでしょう。
あとは来夢氏や葛城氏が書いているとおりです。
もちろん私は今でもこのカードがメタゲームの中心であって、それを使わずに倒すという革命軍の本来のやり方を忘れたわけではありません。よって、私はこのカードを使うことを推奨しているわけではないということを補足しておきます。
では、こんなところで。
おわし
でも今は普通にデッキにねじ込める時代なんで、ノーカオスは劣化スタンと言わざるを得ない、と。
今、スタンに開闢を入れないとしたら、メタカードが流行っているか、意地でも使わないかどっちかなんじゃないかと思います。
迅さんはどことなく私の地元のシビアな遊戯プレイヤーの方に似ている気がします。