確率と可能性の話。
まず40枚のメインデッキと15枚のサイドデッキでデッキを組んだとする。メインデッキにはロック耐性がなく、対策はサイドでする形だとしよう。
この時、対戦相手がロック厨だった場合一戦目は必ず落とし、二戦目からサイドチェンジで対抗するということになる。ここで×がひとつ付いてしまうのだ。
では仮に、サイドデッキにした15枚のカードをはじめからメインデッキに入れたとする。つまり、メインデッキ55枚、サイドデッキ0枚ということだ。
こうするとどうだろう?メインでの対ロックの勝率は0から数%上昇する。ということは、ロック厨と当たった場合に一戦目を落とす確率は下がるのだ。
言いたいことはもうお分りだろう。これは極端な例だが、こう考えると無理にメインを40枚に絞って可能性を狭めてしまうならば、多少枚数が多くなってしまっても重要な点を落とさないことの方がよっぽど大切なのではないだろうか?
確かに、枚数が多くなれば引きたいカードを引く確率は驚くほど下がる。しかし、それは0になることはないのだ。引きたいカードを引く確率を数%下げるのと使いたいカードを引く確率を0%に下げるのは果たしてどちらが勝つために必要なことだろうか…?
なんていう屁理屈を昨日RDさんに話しました。もちろんツッコませるために。
みなさんはこの文章、どこがおかしいかわかりますか?
おわし