さて、昨日に続き、ポケモンカードGB2の話題。
また新しいデッキを組んだので紹介します。
今回の主役はこちら。
《わるいゲンガー Lv33》
HP70 タイプ:超
特殊能力:もてあそぶ
この力は、自分の番に1度だけ使える。
相手の場のダメージカウンターが、「きぜつ」しない範囲でランダムにいれかわる。
このカードが「ねむり・まひ・こんらん」状態の時、この力は使えない。
ワザ1:超超 かみかくし
コインを投げて「おもて」なら、相手の場のポケモンから自動的に1匹選ばれ、
そのポケモンとそのポケモンについているカードをすべて山札にもどす
にげる:2 弱点:なし 抵抗力:闘
GBオリジナルカードです。
特殊能力・ワザともにGBならではのおもしろい効果を持っています。
今回は主にワザ「かみかくし」を使うデッキです。
<ポケモンのカード/8枚>
4《わるいゲンガー Lv33》
4《ゴース Lv13》
<トレーナーカード/44枚>
4《エネルギー・リムーブ》
4《エネルギー転送》
4《オーキドはかせ》
4《ダウジングマシーン》
4《たたきつけろ!挑戦状》
2《なんでもなおし》
2《にせオーキドの逆襲》
4《パソコン通信》
4《ポケモン育て屋さん》
4《マサキ》
4《ロケット団のおねーさん》
4《ロケット団のワナ》
<エネルギーカード/8枚>
8《超エネルギー》
■以下コメ
《わるいゲンガー Lv33》のワザ「かみかくし」で相手のポケモンをバンバン山札に戻して相手の場をカラにするデッキです。
「かみかくし」はコイントスを伴うワザなので、そこまで信頼できるわけではありませんが、その辺はR団ハンデスでごまかしごまかしやっていきましょう。
「かみかくし」は2エネで使えるワザなので、1ターン目に《ゴース Lv13》にエネルギーをつけてワザ「こわがらせる」で時間を稼ぎます。
《ゴース Lv13》
HP40 タイプ:超
ワザ1:無 こわがらせる
次の相手の番が終わるまで、相手プレイヤーは「トレーナーカード」を使うことができない。
ワザ2:超無 あんこく 10
コインを投げて「おもて」なら、[相手]を「こんらん」状態にする。
にげる:0 弱点:なし 抵抗力:闘
この《ゴース Lv13》は当時のガチ勢にも多用された強力なカードです。
現在のポケモンカードと違い、カードがポケモン・トレーナー・エネルギーというざっくりとした分類をされていたため、「こわがらせる」を使うとトレーナーカードをすべて封じてしまうという大変なカードです。
この後に《ゴースト Lv26》の「ポルターガイスト」などを組み合わせることも多いです。
《ゴースト Lv26》
HP70 タイプ:超
ワザ1:超 ポルターガイスト 10×
相手の手札を見て、その中にある「トレーナーカード」の枚数×10のダメージ。
ワザ2:超超 ナイトメア 20
コインを投げて「おもて」なら、[相手]を「ねむり」状態に、「うら」なら「こんらん」状態にする。
にげる:1 弱点:なし 抵抗力:闘
1ターン目に《ゴース Lv13》の「こわがらせる」で時間を稼いだら、次ターンにさらにエネルギーを追加。《ポケモン育て屋さん》を使って《わるいゲンガー Lv33》に一気に進化させます。この時点で場は完成です。
これまで紹介したカメックスやプクリン同様、2ターン目で場が完成する点はかなり優秀です。
こうなったらあとはエネルギーリムーブやR団ハンデスで相手の邪魔をしつつ、「かみかくし」を連打していきます。
これまで紹介してきたデッキの弱点として挙げた《バリヤード Lv28》はまったく気にせず戦えます。
《ギャロップ Lv33》等の持つ「こうそくいどう」を使われたとしても、ベンチに当たれば関係ないです。
《サンダー Lv68》単騎デッキでさえ、2エネで先制なので、一発目で「かみかくし」を成功させれば勝てるはずです。
逆に、これまでのデッキがまったく苦にしなかったたねポケモンをばらまく系のデッキはつらいです。
「かみかくし」を連打しても、確率的には2回に1回しか成功しないので、次々にポケモンを出されると追いつかないですね。
途中で《ニャース Lv14》の「まるもうけ」等で大量ドローされるのもきついですかね。
《ニャース Lv14》
HP50 タイプ:無
ワザ1:無 ひっかく 10
ワザ2:無 まるもうけ
「うら」が出るまでコインを投げつづけその間に出た「おもて」の数だけ、カードを引く。
にげる:1 弱点:闘 抵抗力:超
《わるいゲンガー Lv33》はわるいポケモンの特徴としてHPが低いので、一度攻撃されはじめると生き残ることが難しくなります。「かみかくし」の対象もランダムなので、ワザで対抗することもできません。
そうならないためには、早い段階で相手がポケモンを育てられない状況に追い込む必要があります。
実際のところ、「かみかくし」を連打していれば徐々に相手は自由を奪われていきます。
が、それだけで勝ちきれるほどこのゲームは甘くありませんので、リムーブやハンデスは必要不可欠になってくるわけですね。
これまで、超ポケモンを主軸に据えたデッキは紹介していませんでした(よね?)。
超ポケモンはこのゲームの環境では壁として優秀なポケモンの多い無色ポケモンに抵抗力を持たれていることが多く、単純に打点で押すには厳しい場面があるため、今一つ頼りない印象が強いです。これは闘にも言えることです。
しかしこのデッキはそもそもダメージを与える行為をする気がないので、抵抗力は関係ありません。
これが当時の超ポケモンのひとつの生きる道だったのではないでしょうか。
ちなみに超や闘には「弱点・抵抗力に関係なく○○ダメージ」をというワザも多く、戦闘していくならこういうワザが使えるポケモンを選択していくこともあったのかも知れませんね。
個人的にはこの一風変わった効果を持つワザは超ポケモンらしくて気に入っています。
まぁ、超ポケモンと言ってもゲンガーなんで、エスパータイプじゃなくゴーストタイプなんですけどね。
ポケカのタイプのまとめ方は謎が多いです。
では、今回はこの辺で。
おわし
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