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    2021年01月03日

    【遊戯】第13回革命軍杯

     
    本日、第13回革命軍杯が開催されました。

    私は負傷により参加できなかったんですが、大会概要と私が使おうと思っていたデッキを紹介していきます。


    ■大会概要
    革命軍杯は、仲間内で不定期で開催している非公認大会です。
    かつてはリアルタイムのOCG準拠で開催されていましたが、現在は「真遊戯王」と称して特殊レギュレーションで開催されています。

    大会優勝者が次回のレギュレーションを指定するルールですが、概ね過去のカードプールで行われることが多いです。
    第13回革命軍杯は、2006年9月1日適用の制限リストを採用し、カードプールは概ねこの環境の終わりである2007年3月頃を想定したものになっていました。

    世間的には大きくくくって【ダークゴーズ】や【エアブレード】、【未来オーバー】、【チェーンバーン】やこれらの派生デッキ(デステニーブレード、スリーエフ、バンキル等)が流行った環境です。
    もう少し詳しく言えば、このカードプールはすでにこの制限での終わりの時期に近いので、暗黒界系のデッキは環境からほぼ消え、《光と闇の竜》や《風帝ライザー》が登場しているため、どちらかと言えばそちらにシフトしていた環境が合致するのではないでしょうか。
    環境の中心にはなかったものの、《ネクロフェイス》を使用した【ネクロフラ】や【ネクロデッキレス】等も存在しており、非常に環境が読みにくい時期でした。
    あと、実際には当時巨塔【Vコントロール】が存在していましたが、本大会では特別に禁止カード指定されています。

    当時とまったく同じカードプールというわけではなく、さらに前環境からの流れがあったリアルタイムとは事情が異なるため、当時の環境デッキが必ずしも本大会で結果を出すとは限らないというのが、真遊戯王の面白いところです。

    第13回革命軍杯レギュレーション.jpg


    ■使用デッキ
    今回使用する予定だったデッキですが、当時の環境で実際に使用していたデッキをある程度参考にしました。
    が、当時かなりモチベーションが下がっていたらしく、当ブログにあまり参考になる資料がありませんでした。
    当時遊戯王プレイヤーのメインツールであった、遊戯王フロンティア様及び同サイト内「タレコミ掲示板」に残っている情報をすべてかき集めましたが、結局のところ当時の環境の移り変わりが激しく、また現存するブログ記事が少ないため、そこまで決定的な情報も得られませんでした。
    (《封印の黄金櫃》や《マインドクラッシュ》についてのプレイングの話は当時読んだのを思い出して頭を切り替える良いきっかけにはなりました。)

    で、結局うっすらした記憶と、純粋にカードプール眺めて使いたいデッキを考えて組んだのがこのデッキです。


    158221.jpg 158220.jpg


    <メインデッキ/40枚>
    [モンスター/19枚]
    2《冥府の使者ゴーズ》
    1《ネフティスの鳳凰神》
    1《人造人間−サイコ・ショッカー》
    3《風帝ライザー》
    3《E・HERO エアーマン》
    1《魔導戦士 ブレイカー》
    1《クリッター》
    1《ネフティスの導き手》
    1《執念深き老魔術師》
    2《見習い魔術師》
    1《聖なる魔術師》
    1《魂を削る死霊》
    1《黄泉ガエル》

    [魔法/14枚]
    1《貪欲な壺》
    1《天使の施し》
    1《押収》
    1《大嵐》
    1《抹殺の使徒》
    1《早すぎた埋葬》
    1《サイクロン》
    1《月の書》
    1《ライトニング・ボルテックス》
    2《洗脳−ブレインコントロール》
    3《封印の黄金櫃》

    [罠/7枚]
    1《死のデッキ破壊ウイルス》
    3《マインドクラッシュ》
    3《ダスト・シュート》


    <エクストラデッキ/?枚>
    いっぱい


    <サイドデッキ/15枚>
    [モンスター/6枚]
    3《異次元の生還者》
    3《異次元の偵察機》

    [魔法/6枚]
    3《次元の裂け目》
    3《魂吸収》

    [罠/3枚]
    3《マクロコスモス》


    ■コメント
    メインデッキは当時使っていた【やりくりゴーズ帝】から不要なものを抜いてダスクラを搭載しました。

    《冥府の使者ゴーズ》は強力ですが、やや重たいので2積み。

    全体的に攻撃力が高く、《死のデッキ破壊ウイルス》で一方的に負ける可能性が高いため、逆手に取るための《ネフティスの鳳凰神》と、それを特殊召喚するためのカードで《見習い魔術師》と相性の良い《ネフティスの導き手》を採用。

    対【チェーンバーン】の1デュエル目に有効な《人造人間−サイコ・ショッカー》。

    相手のカード除去しつつドローをロックできる超絶パワーカード《風帝ライザー》は3積み。

    召喚するだけでアドが取れ、アタッカーとしても優秀。
    当時としては珍しいお手軽アド生産マシーン《E・HERO エアーマン》は当然3積み。
    魔法罠除去としても活用でき、《サイクロン》制限の穴を埋める役割も持っています。
    加えて、《貪欲な壺》によるドロー強化への潤滑油にもなります。
    この環境で最高のカードパワーを誇るモンスターカードでしょう。
    相手の《死のデッキ破壊ウイルス》を見るなら《増援》や《E−エマージェンシーコール》の採用も良いですが、今回は構成上対象がこれだけなので不採用としました。

    《魔導戦士 ブレイカー》も貴重な魔法罠除去カードです。

    《クリッター》に関しては、もっと大昔の環境から比べるとそこまで強力ではないんですが、それでも採用する価値のあるカードです。
    《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体としてもうってつけです。

    見習いシフトは個人的に好きなので今回も採用しました。
    内訳は《見習い魔術師》2枚に対して《ネフティスの導き手》《執念深き老魔術師》《聖なる魔術師》の3枚。
    それ自体には【変異カオス】の時代のようにデッキ自体を動かしていく力はないですが、相手の攻撃をいなしながら上の強力なカードたちをサポートする役割としては十分かなと。

    《魂を削る死霊》は正直採用するか微妙でした。
    ハンデス効果がどこまで活用できるか読めませんが、戦闘破壊されない効果が【ライダー(光と闇の竜)】系のデッキに対してそれなり役割が持てるので最終的には採用。
    当初一緒に候補に入っていた《マシュマロン》は残念ながら不採用としました。

    《黄泉ガエル》ですが、一応帝デッキの形をしているので採用しました。
    とはいえ、環境にはすでに《D.D.クロウ》等が存在しているので、そこまでこのカードに依存するわけではなく、あくまでサポートのひとつとして考えています。よってわざわざこのカードを墓地に送るためのカード(《おろかな埋葬》等)も採用していません。
    《天使の施し》のディスアドバンテージ回避、《ライトニング・ボルテックス》のコストになればおいしいかなとは思いましたが、それ以上深追いはしてません。
    毎ターン《風帝ライザー》を生け贄召喚できればそれはそれでめちゃくちゃ強い動きですし、それができなくても別に構わないかなくらいの気持ちです。

    《貪欲な壺》は《E・HERO エアーマン》を使いまわしてアドを確保していくことができます。
    ただこの構成だと《D.D.クロウ》受けになる可能性が高いかも知れません。

    《天使の施し》は、当時この環境においてプレイングについてしばしば論争があった重要なカードですね。
    もっともそれは暗黒界系のデッキが全盛の時代の話なので、ここまで来るとどうなんだろうって感じですけど。
    このデッキにおいては上でも言ったとおり《黄泉ガエル》を墓地に置く手段として有用です。
    また、中盤以降ごみになったダスクラを処分するのでも良いと思います。
    《封印の黄金櫃》でわざわざ持ってくるのはなんか違う気がしています。

    《押収》は《マインドクラッシュ》《ダスト・シュート》と合わせて相手の初動を崩しに行きます。
    初動を押さえれば、【チェーンバーン】だろうが何だろうが黙りますよ。
    ピーピングによって相手の行動が掴めればかなり有利にゲームを展開できますしね。
    この辺のカードは本来後攻時にサイドチェンジで抜く候補として考えていましたが、サイドデッキ自体が調整し切れなかったので諦めました。

    《大嵐》と《サイクロン》は貴重な魔法罠除去カード。
    サイドが調整できればサイドに置いておく選択肢もあったかも知れません。

    《抹殺の使徒》ですが、これは対象がないと腐るカードなんで、対【サイカリ】系のデッキを考えると微妙っちゃ微妙だと思います。
    ただ、革命軍杯にそこまで脳筋に振り切ったデッキを持ち込む人は少ないだろうと思って採用した次第。

    《早すぎた埋葬》に関しては特に何も考えずに採用しました。
    単純に墓地蘇生が強いかなと思っているところもありますし、そこから生け贄召喚につなげることもできますし…

    《月の書》は積極的な意味を持つのはほぼ対ライダーですね。あとは適当にパワカとして使えればいいや程度の気持ち。
    このカードの使い方でプレイヤーの力量がわかると言われるほどシンプルながら奥の深いカードです。

    《ライトニング・ボルテックス》ですが、こちらは相手の《冥府の使者ゴーズ》を嫌った場合に採用したくなるカードですね。
    もちろん《冥府の使者ゴーズ》に使うとアド損の可能性が高いので、個人的にどうかなと思う部分はあるんですけど、
    とは言えアド損覚悟で攻撃を通さなければならないこともあるでしょう。
    そもそもモンスター除去自体があまり多くないので、やむを得ないんじゃないですかね。
    中盤以降コストには困らないでしょうし笑

    《洗脳−ブレインコントロール》に関しては、対【チェーンバーン】等ではまったく役に立たないのですが、相手が普通に殴り合うデッキであればそれなりに使いどころはあるでしょう。
    やや優しめにはなってますが、一応【帝】の体裁になっているので、これくらいはあってもいいかなと。
    モンスター除去カードです。
    正直な話、《クロス・ソウル》ととても迷いましたが、真遊戯王以外で使う機会がない方を選んだ感じです。
    《炎帝テスタロス》を採用していたら《クロス・ソウル》にしていたかも知れません。

    《封印の黄金櫃》。
    2ターンのラグがあるものの、万能サーチ魔法カードですからね。3積みでいいかと思うんですよ。
    何でもサーチできるんだから、2ターン後の状況予測して的確なカードを持ってくればいいと思いますよね。
    もちろんそれが簡単にできれば苦労はしないんですけどね。
    というか、本気で勝つつもりならこれで選んだカードで相手の行動コントロールするくらいしないとダメよね。
    今の俺にはもうそんな芸当とても無理だけど。

    《死のデッキ破壊ウイルス》はいつだって爆アドの可能性を秘めている。
    この環境、強力なモンスターカードに攻撃力が高いものが多いので、うまいこと引っかかればそれだけで勝つこともできるかも知れません。
    このカード発動後《マインドクラッシュ》につなげるのも強そう。


    サイドデッキですが、本来はきちんと詰めたかったんです。
    でも骨折によりできなくなり、一応形にするのに次元スイッチを選択した次第です。
    元々このデッキの前に考えていた【ネクロフラ】の回復が割とえぐかったので、なんとかそれを活用できないかなと思ったんですよね。《ネクロフェイス》が採用できませんでしたけど。
    で、【次元帝】はまぁそれなりにアリじゃないですか?
    いや正直《終末の騎士》もまだ生まれていない環境でやるのほんとはかなりきついんですけど。
    環境に魔法罠除去カードが少ないので、ハマれば1デュエルくらい持っていけると思うんですよ。
    《次元の裂け目》《マクロコスモス》自体が相手次第で完全に動きを封じれる強力なカードなんで、いいと思うんですよね。
    今回メインデッキが割と相手が何でも対応できる感じになってるんで、サイドチェンジなしで戦える相手はサイドを使わない想定です。


    とまぁこんな感じですね。


    次回の革命軍杯がどんな環境になるかわかりませんが、次回は必ず参加しますので、またがんばります。


    おわし




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    posted by デューク at 14:32| 栃木 ☀| Comment(0) | 遊戯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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